家の中は油断するとすぐに散らかってしまいます。
私の家も例外ではありません。
私は家のプロですが片付けは苦手でしたから、何とかできないかと数々の工夫をして好きになりました。
今回は、すぐに散らかってしまうことの対策についてのお話しです。
片付け対策はたくさんありますが、今回はその第1回をお届けいたします。
人間は期限によって動くと言われています。
仕事にはたいてい期限があるので、嫌でもすることになります。
時間が決まっていることは難なくできます。
しかし、片付けは普通、期限を決めることがないので、後回しになってしまうことが多いのです。
人は期限のある物から先に行動するからです。
例えば、年末になると大掃除をします。
年末は大掃除をするものだという、思い込みもあるかもしれません。が、
きれいにして新しい新年を迎えよう〜と、年内という期限を無意識的に決めているから行動できるのです。
また、田舎から親戚一同が遊びに来ることになりました。
狭いけれども我が家に宿泊することになりました。
それなら、片付けなければ、と、無意識的に期限が決まったので普段使わない所も片付けることになります。
4月になると新しい職場や新しい学校など周りの環境が変わります。
「片付けをして4月から心機一転頑張ろう!」と、いう気持ちになります。
3月内という期限が決まったので片付けしやすくなります。
ならば、「意識的に期限を決めて片付ける。」と、したらいかがでしょうか?
ただ、期限だけを決めても片付けることは難しいので、
あなたにとって意味のある楽しい期限を決めましょう。
例えば、キッチンが散らかっているとします。
私ならば、お友達を呼んで自宅で楽しく過ごす昼食会の計画を立てます。
強制的に楽しみと片付けを結びつけるのです。
これで、玄関とリビングとトイレ、そしてキッチンをきれいにする期限が決まりました。
定期的に昼食会ができれば、期限が続くことになり、定期的に片付けもできることになります。
お友達とのコミュニケーションの機会をつくること、楽しく過ごすこと、片付けの期日を決めたこと、一石三鳥ですね。
こんな風に、毎日の生活に、メリハリを付けて片付けも楽しむことができたら良いですね。
また、片付けの日を家族で決めるというのも一つの手段です。
片付けをみんなでする日を、月の第一日曜日午前中などと約束事にしてしまいます。
約束だけですと強制的でつまらないので、ご褒美や楽しさも付け加えます。
その後、きれいになった家で豪華ランチを楽しむ、みんなでお出かけプランを立てるなど、
楽しい計画やご褒美をプラスすることが継続できる秘訣ですね。
さて、片付けシリーズ第2回をお楽しみに・・・。