長く住み続ける
日本の文化に、使えるものを最後まで使い続ける繕うという美徳があります。
母が昔、セーターを何度もほどいては編み直しをしていたのを思い出します。
着物も何度もほどいては、また、仕立て直しをいたします。
欠けたお茶碗さえ金継ぎしてまた価値を生む・・
日本人の文化のような気がします。
住まいも同じ・・・
何百年と直しては住まい続ける文化がありました。
住まいには想いが宿る
住まいをつくった人たちの想いが宿るのが住まいです。
お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、ご先祖さま・・
そこに住まい、育み、笑い、悲しみ・・・
すべてが凝縮されているのです。
一生をかけてつくった住まい
一生かけて守った住まい
そんな想いを大切に引き継ぎ・・・
歴史を価値あるものとして引き継ぎ・・・
新しくよみがえるリフォームしたいと思います。